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"L"の発音

『おぎゃぁ〜!おぎゃ〜!』と言えば赤ちゃんの産声。

実際にお産の場にを見た事のある人に聞きます。
赤ちゃんの産声は本当に『おぎゃぁ〜!おぎゃ〜!』でしたか?

実は私が赤ちゃんを産んだ時、我が子の産声は完全に『らあああああ!らあああああ!』でした。

その後注意してほかの赤ちゃんの泣き声も聞いていたら、『ああああああ!ああああああ!』と泣く子もいたのですが、やはり『らあああああ!らあああああ!』と泣く子も何人かいたのです!

アルファベットで書くならば"Laaaaaa! Laaaaaa!"でしょうか。

明らかにクリアな[L]の発音。 日本人は[L]と[R]の発音が苦手、とよく言われているだけに、生まれたての赤ちゃんからそんなはっきりした[L]の音が出てくるのが面白く思えました。

まず、誰でもそうですが、何も考えないで口を大きく開けると舌もつられて口の底について行きます。その状態で声を出すと、必ず「あー」と母音しか出ません。
ちょっと試してみて下さい。

(もしここで「あー」以外の音が出た方はたぶん舌が口の底以外のところにあるはずです。)

赤ちゃんの泣き声が『おぎゃあ〜』でも『ああああああ』でも『らあああああ』でも「あー」という母音が入るのはそういうわけです。そしてまだ肺の小さな赤ちゃん。一息で声を出して、息継ぎしてまた声を出す...そういう作業を繰り返しするので、何度も同じ泣き声がほぼ同じ長さで聞こえてきますよね。

さて、『らあああああ』と泣く赤ちゃんですが・・・。

[L]という子音は「な」とか「だ」とか言うのと似ていて、舌の前部分が上前歯の歯ぐき辺りに触れて離れる時に作り出される音です。人によっては歯が舌の上に乗っていると言えるくらい舌が前に出ていることもあります。

赤ちゃんが息を吐いて声をだしながらあの小さな口を思いっきり大きく開ける時、舌が上あごに少し残って遅れて下あごについていくのでしょう。そこで舌が上前歯のあるあたりについていれば確実に[L]の音になります。

もし、[L]と言っているつもりでもネイティブには[R]になっていると指摘された人がいたら、とりあえず本人がどう聞こえるかは考えずに、舌を上前歯まで持っていくことを念頭に置いて発音してみて下さい。(例:light, lunch, like, language etc...)

しばらく『らあああああ』で泣いていた我が子は、2〜3週間もすると『ああああああ』となり、最近では『うぇ〜』と始まって『わああああ』(そして激しくなると『あああああ』)と泣くようになりました。

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